政府はガソリンなどの価格高騰を抑えるための補助金について、上限を1リットルあたり25円程度に引き上げる方針を固めたようです。

ロシアによるウクライナ侵攻を受けて原油価格は高騰しており、経済産業省は補助金の投入により5円40銭分値上げが抑制されたと発表しました。

現在、政府はガソリンなどの燃油価格の高騰を抑えるため、石油元売りなどに対し1リットルあたり5円を上限に補助金を出していますが、政府はこの上限をトリガー条項を発動した場合と同様の1リットルあたり25円程度に引き上げる方針を固め、早ければ明日、補助金引き上げの方針を岸田総理自らが発表するようです。

『岸田総理自らが』

『トリガー条項を発動した場合と同様の1リットルあたり25円程度』というのが全く素直に喜べません。

岸田総理の日程が合うのが明日のようですが、岸田総理でなければ今日発表できて、困窮する国民もある程度安心するのではないでしょうか。

トリガー条項発動と同じ補助金額なら、初めからトリガー条項で対応すればいいのにと感じます。

このような意見を掲載すると、トリガー条項を発動できない理由がある・補助金で対応するのでは違いがある等の指摘があるのは承知しております。

むしろ、今回は補助金で25円補填し、更に価格は今後上昇するので今度はトリガー条項発動を行えば、合計50円の補填に繋がるのではないでしょうか。

世界中で危機状況にある今、難しく考えず単純に対応することが求められていると存じます。

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