原油先物相場が値下がりしております。
中国上海市が新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するため、ロックダウン(都市封鎖)を実施すると発表しました。
この発表を受け、需要への悪影響を巡る懸念が再燃し下落しております。
世界最大の原油輸入国である中国でのコロナ感染は、2年以上前の武漢での拡大局面以来、最悪の状況に見舞われています。
更に石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」会合が31日に予定されており、5月の供給方針が協議されます。
OPECプラスは現在の方針を維持する方針で、小幅な生産増加を承認すると見込まれていることも原油価格の下落要因となっています。
運送コストの大部分を占める軽油価格の安定化、一日も早い対策を望んでおります。
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