大手銀行と地方銀行の連携による新たな送金サービス「ことら送金」が10月11日に開始されました。
昨年、ことら送金サービスに参加する金融機関様から情報を頂き、大変楽しみにしておりました。
このサービスは、携帯電話番号だけで銀行口座間の個人間送金を行えるサービスで、現時点では3大メガバンクの三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行を含む計20行が参加します。
ことらに対応した銀行間であれば、10万円以下の個人間送金が手数料無料になる場合もあるなど、小口の資金決済における利便性向上を図れるとの事。
スピード重視かつ安価なインフラを目指したこのサービスについて、手数料徴収に苦戦・重視する金融機関からは、ことらの取組に批判的な意見が多く出てきそうです。
更に2023年春には、給与デジタル払いが予定されています。
金融機関を取り巻く環境は、資金移動業者の認知度が上昇するにつれ、益々厳しくなっていきそうです。
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