信用調査会社の方から、2022年度運送業の倒産状況がデータで明らかになったと連絡を頂きました。

倒産理由は、燃料費の高止まりや人手不足の影響が広がり、前年度の1.4倍に増加。

倒産件数が200件を超えたのは2015年度以来となり、中堅規模の倒産が増加し負債総額は2倍超。

従業員数別では10人未満が170件(前年度比23.1%増)、内訳は5人未満が135件、5人以上10人未満が35件。

小規模の運送会社が目立ちますが、更に2024年4月1日から時間外労働の上限規制が適用される2024年問題が控えています。

運送業の人手不足、賃金引上げの対応は、運送業者が解決できる枠をすでに超えている為、倒産件数が増加し続けています。

今のペースで運送会社が減ると、今後の物流は停滞します。

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