年末が近づくにつれて、今年も賞与支給の時期がやって参りました。

当社は、業績・業況によりますが、現在は夏と冬、年二回賞与を支給しております。

あくまでも賞与は法的に必ず支払わなければならないものではなく、業績が良い場合にのみ社員へ支給されるものです。

コロナウイルスの影響で仕事量が減り、売上が下がり、燃料価格・人件費が上がり、賞与を支払えないと言う運送会社が去年からかなり増えてきています。

または減額して支給するという意見も多いです。

各運送会社は、どのようにして賞与額を決めているのでしょか。

当社協力会社様と話していた際に出た結論を例示すると、1回あたりの賞与を支給する社員の評価項目数は5項目以内が適正だと考えております。

この項目数が多いほど良いと考えて煩雑な評価表を作成しせず、評価表自体を分かりやすくします。

例えば当社が、賞与基本額を3万円に設定し、①無事故手当3万円②勤怠手当(遅刻等なし)1万円③デジタコ評価手当(例=85点以上)1万円④業務指示従事1万円⑤勤務態度(良好)1万円とした場合、全てクリアして支給基準満額の10万円になります。

このように勤務年数だけで判断せず、客観的で納得できる評価制度が、国が推奨する定年制廃止、ベテラン社員・新入社員全てに配慮した評価法です。

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