OPECプラスは5日の閣僚級会合で11月の原油生産ペースを10月に比べて日量200万バレル減らすことを決めました。
世界経済の減速懸念から原油価格は低迷しており、OPECプラスは需要の回復が見込めないと判断した模様です。
11月の生産ペースは現行計画の日量4385万バレルから大幅に減少されます。
大幅減産で原油価格が上昇すれば、8~10%のインフレが続く米欧で、さらに物価上昇圧力が強まります。
物価上昇と金融引き締めで世界経済がさらに減速し、原油需要が落ち込む懸念もあるだけに、
今回の決定で原油価格以外にもアメリカとサウジアラビアの関係性含め、今後どのような動きになるか注目です。
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