社会保険の一つ、雇用保険料が2023年4月から上がります。

雇用保険は法人や社員から集め、主な使い道は失業給付、育児休業給付、介護休業給付、教育訓練給付、雇用調整助成金に使われます。

この中の雇用調整助成金は、コロナの影響を受けた企業が社員の雇用を維持した時に、休業手当を助成する制度です。

コロナ禍で失業者をたくさん出さないようにと、雇用調整助成金を使ってしまい雇用保険の財源が少なくなったようです。

昨年2022年10月にも上昇しているので、それまでの0.3%から0.5%になっています。

半年で0.3%(=0.6%-0.3%)上がることになります。

上昇額は少額かもしれませんが、負担が増えることには変わりありません。

物価上昇、税額上昇と更に来年度は厳しい環境になりそうです。

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