自賠責保険料が一割程度引き下げられます。

自賠責保険とは、自動車やバイクを持っている人全員が加入を義務付けられている保険です。

加入が義務付けられている理由は、交通事故が起きて死亡や負傷した人が出たときに、

死亡者の遺族や負傷した本人に最低限の補償をする保険です。

補償の限度額は、死亡3,000万円、怪我120万円、後遺障害は程度に応じて75万円から4,000万円となっています。

補償対象は対人のみで、対物や同乗者は補償の対象外となります。

あってはならない事ですが、万が一のことが起こった場合、自賠責保険だけではまったく足りません。

会社によっては、任意保険の未加入者の車両通勤を認めない、又は会社敷地内での駐車を認めないなど、

時に企業責任として安全管理姿勢を問われる場合もあり、その安全策として指導していると伺っております。

法人であれば事業用車両を利用する責任があり、個人であれば自家用車を運転する以上、事故を起こした際には本人に責任が問われます。

無保険車との事故で生じた損害は、被害者が十分な補償を受けられない事が起こり得ますので、強制加入の選択肢も必要なのではと存じます。

0