企業の倒産件数が増加していると信用調査会社様から伺いました。
数字で表すと、2023年1月から6月の倒産件数(負債額1,000万円以上)は4,000件を超え、前年同期の3,060件から32%の増加となりました。
上半期で4,000件を超えるのは3年ぶりとのこと。
主な原因は人手不足と物価高が挙げられます。
人手不足については、労働力の確保難と給与水準の上昇が背景にあります。
物価高についてはエネルギー費や資材費の高騰が影響を与えています。
更にこのタイミングで倒産が増えているのは、ゼロゼロ融資の実質無利子・無担保支援期間が終了したことも大きな理由と考えられます。
元本の返済猶予期間が設けられていましたが、2023年6月頃から返済開始企業が多く、資金繰りが厳しくなると倒産の増加に直結します。
ゼロゼロ融資による資金繰り支援の終了とともに、倒産件数が増加することは以前から予見されていましたが、
企業淘汰が進むことは経済の新陳代謝が進むことになるとも言われており、引き続き気を引き締めて参ります。
福島県の運送会社
有限会社鈴木運送店の毎日更新ブログでした。
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