金融機関の貸金庫は、貴重品や重要書類などを安全に保管するためのサービスです。短期間の利用方法ではなく一度契約すると長期的に利用することが一般的です。貸金庫は一定の制限があるものの、基本的には自由に保管できます。貸金庫の利用者は、銀行の営業時間内であればいつでも出し入れができ、事前に登録されている人しか鍵を開けることができないため、プライバシーが保護され安心して大切なものを預けることができます。
金・宝石など貴重品や土地権利書など重要書類を安全に保管するために広く利用されています。限られた人しか開けることができない秘匿性を重視し、遺言書を保管するためだけに利用する人もいます。安全なはずの貸金庫ですが、昨年発生した窃盗事件を受けてその安全性が脅かされる事態となりました。大きく報道された事件の概要は、元銀行員が貸金庫内の金や現金を盗み出し、被害額は約14億円とも言われています。この事件を受けて、各銀行は貸金庫の管理体制やセキュリティ対策を強化する方針を発表しています。みずほ銀行の貸金庫新規受付停止や、三菱UFJ銀行の貸金庫業務見直し等が検討されているようです。貸金庫最大のメリットは安心・安全・秘匿性です。それらが失われた今後は金融機関の動向に注目です。
福島県の運送会社
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